医学博士監修ダイエットお役立ちコラム
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脂肪溶解注射は1回だけでも効果ある?必要回数や効果をアップさせる方法を紹介
顔や身体に注射することで脂肪を分解し、排出して顔痩せや全身痩せが叶う施術として人気の脂肪溶解注射は、数回行うことが一般的です。 しかし、費用面やスケジュール管理の面から、1回だけの注射でどの程度効果が感じられるのか気になる方も多いでしょう。 この記事では、脂肪溶解注射の必要回数、1回だけの効果、効果をアップさせる方法を紹介します。 脂肪溶解注射を受けたいと考えている方、なるべく回数を少なくしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。 脂肪溶解注射とは 脂肪溶解注射は、部分痩せしたい箇所に注射することで脂肪を溶かし、体外へ排出するためリバウンドしにくい施術として人気です。 通常のダイエットでは、摂取カロリーを減らしたり消費カロリーを増やしたりしてカロリーコントロールをしますが、この方法だと脂肪細胞は小さくなるだけでなくなることはありません。 脂肪溶解注射は、脂肪細胞を小さくするのではなく、元から破壊するためリバウンドしにくいとされています。 使用される薬剤はいくつか種類があり、クリニックによって扱っている薬剤に違いはあるものの、この働きに大きな違いはありません。 脂肪溶解注射について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。 脂肪溶解注射がリバウンドしにくい理由とは?効き目と注意点を解説 脂肪溶解注射は何回必要? 脂肪溶解注射は手軽に部分痩せができる施術ですが、どの程度の回数注射が必要なのでしょうか? ここからは、脂肪溶解注射の注射回数や注入量について紹介します。 部位別に必要な量 脂肪溶解注射は、全身どの部位でも対応可能です。特に人気の高い以下の部位の1回の必要量を紹介します。 施術部位 片側への注入量の目安 頬 2~4cc フェイスライン 2~4cc 口角 2~4cc あご下 4~5cc 脇 5~10cc 二の腕 10~20cc 太もも 10~20cc ふくらはぎ 10~20cc あくまでも目安となるため、患者様の状態や希望によって異なるケースもあります。 頬やフェイスラインなどは少ない分量で対応できますが、部位が広く大きくなるにつれて必要な薬剤の量も多くなっていきます。 3~5回注入するのが効果的 脂肪溶解注射は、複数回通って施術を受けるのが一般的で、その回数は3~5回とされています。 脂肪の量によっても異なりますが、標準的な脂肪量の方であれば3~5回施術を受けることで施術部位があきらかにスッキリして見えるでしょう。 顔への施術であれば、輪郭が変わった、二重あごが改善されたなど、しっかりとした効果を感じられる回数です。 ただし、分量がどの程度必要か個人差があるのと同様に、脂肪のつき方などによって効果の現れ方には個人差があります。 まずは、クリニックでカウンセリングによってどの程度脂肪を減らしたいか、どのくらいのペースで減らしたいかを相談することをおすすめします。 1回でたくさん注入するのは危険 数回施術する必要があるなら、1回ですべての量を打ってしまえばいいと考える方もいますが、1回にたくさん注入すると腫れが酷くなって数日間顔に違和感が生じることになります。 それだけではなく、注入量が多いと肝臓に負担がかかるともされるため、医師と相談のうえで適切な注入量を守ることが重要です。 脂肪溶解注射は1回だけでも効果がある? 脂肪溶解注射は複数回施術が必要ですが、できれば費用を抑えるためにも1回で効果を実感したいと考える方も多いです。 また、1回でも効果が感じられるならお試しで受けてみたいと考えることもあるでしょう。 ここからは、脂肪溶解注射を1回だけ受ける効果について紹介します。 1回の脂肪溶解注射で期待できる効果 1回の脂肪溶解注射では、約5~10%の脂肪減少が叶うとされているため、まぶたや小鼻などの比較的小さい部位だと1回でも満足いく効果を感じられるでしょう。 しかし、その他の部分では目に見えた効果を感じられるというよりは、少しスリムになったように見える程度にとどまってしまう可能性もあります。 経過と変化 脂肪溶解注射の効果は、一般的には実感するまで数週間から数ヵ月かかることが多く、脂肪細胞が体外に排出されるプロセスを待つ必要があります。 また、効果はいつまで続くのかと疑問をもつ方が多いですが、他の美容施術などと違って脂肪溶解注射の効果はなくなることがありません。 一度破壊した脂肪細胞が新たに生まれることはないからです。 ただし、だからといって暴飲暴食を繰り返したり、不規則な生活を続けたりしていると残っている脂肪細胞が大きくなり、見た目が元に戻ってしまう可能性もあるため注意が必要です。 脂肪溶解注射の効果をアップさせるには? せっかく脂肪溶解注射の施術を受けたなら、出来る限り効果をアップさせたいと考える方も多いでしょう。 ここからは、脂肪溶解注射の効果をアップさせる方法を紹介します。 むくみを防止する 脂肪溶解注射で脂肪を分解しても、むくみがひどいと効果を実感できない原因になってしまうでしょう。 むくみは、細胞と細胞の間に水が溜まって増加した状態で、血流の低下によって引き起こされます。 また、塩分の摂りすぎやアルコールを摂取しすぎにも注意が必要なので、食生活にも気を付けることをおすすめします。 施術箇所をマッサージする 一般的に注入治療を行った場合、その部位のマッサージは避けるようにとされますが、脂肪溶解注射に限ってはマッサージが有効です。 ただし、施術当日のマッサージは避け、翌日から実施するようにしましょう。 有酸素運動をする 有酸素運動は、脂肪燃焼やリンパの循環をよくする効果があり、マッサージと同様に施術翌日から行うのがおすすめです。 軽いウォーキングやジョギングなど、簡単にできる有酸素運動がおすすめですが、外に出るのが難しい方は階段などを利用した踏み台昇降も適度な運動になります。 ただし、副作用で顔が腫れているなどの症状がある場合は、マッサージや運動はその間避けましょう。 HIFU(ハイフ)との併用 たるみ治療のマシンとして有名なハイフですが、実は脂肪燃焼効果も期待でき、脂肪層を狙って照射することで部分痩せが叶う施術です。 ハイフは、皮膚や周りの組織にダメージを与えることなく、目的の層だけに超音波エネルギーを照射できるため、脂肪細胞を破壊できます。 脂肪溶解注射と併用して施術を受けることで、より高い効果が期待できるでしょう。 ハイフについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。 ハイフ(HIFU)とは?美容効果について解説 脂肪冷却との併用 脂肪冷却は、脂肪細胞を凍らせて溶かし、排出することで部分痩せを実現するダイエット方法です。 身体の主成分である水は温存したまま脂肪細胞だけを凍らせる温度で、皮膚を吸引しながら冷やし、脂肪細胞を老廃物として体外に排出するのが特徴です。 こちらも脂肪溶解注射と併用することで、より多くの脂肪細胞を破壊できるためおすすめです。 脂肪冷却について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。 脂肪冷却は効果ない?副作用や施術方法について解説 まとめ 脂肪溶解注射は、1回の施術よりも複数回受けることが推奨されていますが、1回で効果を感じられないわけではありません。 しかし、脂肪の状態や望む効果によっては、やはり複数回施術を受けることが良いと医師が判断することもあるでしょう。 ハイフや脂肪冷却も含めて、さまざまな施術から自分に合った施術を組み合わせられるクリニックを選び、ダイエットを成功させましょう。 BS CLINICでは、医療の力で我慢しないダイエットを提供しています。 全身痩せプランから部分痩せプランまで、さまざまな施術によってそれぞれの患者様に合ったプランをご用意しております。 まずは一度、BS CLINICの無料カウンセリングにお越しください。 無料カウンセリングはこちら
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脂肪溶解注射がリバウンドしにくい理由とは? 効き目と注意点を解説
脂肪溶解注射は、お腹やお尻、太ももなどの気になる部位に薬剤を注入して、部分痩せ効果が期待できる医療ダイエットです。食事制限や運動などによる従来のダイエットでは、リバウンドによって体重がもとに戻る、あるいは痩せる前の体重よりも太ってしまうケースがあります。 しかし、脂肪溶解注射は痩身効果だけでなく、施術後にリバウンドが起こりにくいという特徴もあるため、ダイエットの強い味方になります。 このコラムでは、脂肪溶解注射でリバウンドが起こりにくい理由をはじめ、身体に及ぼす効き目や作用、脂肪溶解注射の施術後に注意すべき点について解説します。 脂肪溶解注射でリバウンドが起こりにくい理由 脂肪溶解注射でリバウンドが起こりにくい理由は、主要成分のデオキシコール酸がリバウンドの原因となる脂肪細胞を破壊し、老廃物として排出する作用があるためです。 脂肪細胞を破壊 従来のダイエット方法では、脂肪細胞を小さくしても数を減らすことはできません。そのため、ダイエットをやめると脂肪細胞は余分なカロリーを蓄積して再び大きくなり、結果的にリバウンドの原因となります。 脂肪溶解注射には、アメリカのFDA(食品医薬品局)によって脂肪溶解効果が認められた「デオキシコール酸」が配合されており、脂肪細胞を直接破壊する作用があります。 脂肪細胞を老廃物として排出 デオキシコール酸による有効成分の働きによって破壊された脂肪細胞は、細胞膜の修復が行われずに老廃物となります。そして尿や便などの代謝によって、体外に排出されます。この作用によって体内の脂肪細胞の数が減少するため、脂肪溶解注射は施術後にリバウンドが起こりにくいとされています。 脂肪溶解注射のリバウンドに関する注意点 脂肪細胞を破壊して排出する効果がある脂肪溶解注射ですが、リバウンドの可能性が完全になくなるわけではありません。施術後に暴飲暴食や運動不足、不規則な生活を続けると、体内に残っている脂肪細胞が肥大化してリバウンドする可能性があります。 脂肪溶解注射のリバウンドに関する主な注意点は以下の3点です。 脂肪溶解注射後の食事に注意する 脂肪溶解注射後は適度に運動をする 脂肪溶解注射の効果に即効性はない 脂肪溶解注射後の食事に注意する 脂肪溶解注射後にリバウンドを起こりにくくするためには、健康的な食生活が不可欠です。高カロリーや高脂肪の食品を控え、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。特に代謝向上や筋力維持に役立つビタミンやミネラル、タンパク質の積極的な摂取をおすすめします。正しい食生活を実践することで、リバウンドの可能性を減らしてダイエット効果の持続が可能です。 脂肪溶解注射後は適度に運動をする 脂肪溶解注射の効果を維持するためには、日常的に適度な運動を行うことも重要です。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、代謝を活性化させて脂肪細胞の排出を促進します。さらに筋トレによって筋肉量が増大すれば基礎代謝が向上し、よりリバウンドが起こりにくい体質に改善できます。 脂肪溶解注射の効果に即効性はない 脂肪溶解注射には脂肪細胞を減少させる効果がありますが、脂肪細胞が老廃物となって排出されるまでのプロセスが必要なため、数週間程度の時間がかかります。そのため、施術後すぐにリバウンドのリスクが低下するわけではありません。 まとめ 脂肪溶解注射は脂肪細胞を破壊して排出する作用があるため、施術後にリバウンドが起こることはほとんどありません。 ただし、リバウンドの可能性が完全になくなるわけではないため、施術後は健康的な食生活や適度な運動を心がけるなど、生活習慣に注意する必要があります。また、脂肪溶解注射には即効性がないため、リバウンドしにくい体質に改善されるまで時間がかかる可能性があります。 BSクリニックでは、無料カウンセリングを承っています。丁寧なカウンセリングによって、患者様の体質や生活習慣に適した効果的な痩身治療をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。 無料カウンセリングはこちら
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GLP-1ダイエットはやばい?危険性やデメリットを専門医が解説
GLP-1ダイエットとは、「痩せホルモン」といわれるGLP-1と同じ作用を起こす薬を使用するダイエット方法です。食欲を抑えて満腹感を持続させる効果があるため、つらい我慢をせずに自然に食事量を減らせます。 手軽な反面で「GLP-1ダイエットって危険じゃないの?」「GLP-1ダイエットには副作用があるから怖い」など、GLP-1ダイエットに関して不安を抱く方も少なくありません。 このコラムでは、GLP-1ダイエットに関心はあるけど不安という方に向けて、GLP-1ダイエットの危険性や副作用、デメリットについて解説します。 GLP-1ダイエットの危険性 GLP-1ダイエットで考えられる危険性は、以下の3点です。 副作用 個人輸入のリスク 糖質制限や無酸素運動との併用 GLP-1ダイエットの副作用 GLP-1ダイエットには、副作用として消化器官の障害や血糖値の変化に関わる症状が現れる可能性があります。 GLP-1ダイエットによる主な副作用としては「低血糖」「胃腸紹介」「膵炎」の3つがあげられます。 1. 低血糖 GLP-1ダイエットで使用するGLP-1受容体作動薬は、血糖値が低い状態の場合は作用しないため、一般的に低血糖のリスクは低いとされています。ただし、糖質制限ダイエットや他の糖尿病治療薬を併用すると、低血糖を引き起こす可能性があるため注意が必要です。低血糖になると、倦怠感や脱力感、めまい、吐き気、手足の震え、冷や汗、動悸などの症状が現れます。 2. 胃腸障害 GLP-1ダイエットは、食べ物の消化を緩やかにして満腹感を持続させる効果がある反面、胃腸障害を引き起こすリスクもあります。主な症状としては、吐き気、便秘、下痢、嘔吐などです。これらの症状はGLP-1ダイエットの治療開始直後に現れやすく、継続して使用するうちに治まっていきます。 3. 膵炎 GLP-1ダイエットは、インスリンの分泌を促すよう膵臓に働きかける作用があるため、副作用として膵炎のリスクがあります。膵炎の症状として多くみられるのは、激しい腹痛や嘔吐などですが、特に上腹部や背中に痛みがある場合は、膵炎の疑いがあります。 個人輸入のリスク GLP-1ダイエットは、体内に投与したGLP-1受容体作動薬が消化器官に働きかけるため、吐き気や下痢、腹痛などの副作用を引き起こすリスクがあります。また、GLP-1受容体作動薬を個人輸入で入手してしまうと、偽造品や粗悪品によって望まない効果が生じる恐れがあります。そのため、GLP-1ダイエットは必ず医療機関で処方された薬を使用し、用法用量を守って行ってください。 糖質制限や無酸素運動との併用 過度な糖質制限や筋トレ、短距離走などの無酸素運動をGLP-1ダイエットと組み合わせると、血糖値の急激な低下によってめまいや意識障害を引き起こす危険性があります。 そのため、GLP-1ダイエット中は栄養バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。また、運動をする場合は無酸素運動ではなく、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。適度な有酸素運動には、ダイエット効果を高めてリバウンドしにくくなるメリットがあります。 GLP-1ダイエットのデメリット・注意点 GLP-1受容体作動薬には、注射のサクセンダと錠剤のリベルサスがあります。サクセンダは1日1回の自己注射が必要なため、針や痛みが苦手な方にとってはデメリットとなる可能性があります。一方でリベルサスは1日1錠を飲むだけなので、手軽さではサクセンダを上回ります。 また、GLP-1ダイエットは治療を開始してすぐに痩せるわけではありません。効果が現れるまでに1ヶ月程度かかる場合があるため、継続的な治療が必要です。ただし、治療期間中に食事量を減らすことが難しい場合や、用法用量を守って服用しない場合は減量効果が現れにくくなります。 治療を始めてから体調に異変が現れた場合はすぐに薬の使用を止め、早めに医師に相談してください。特に低血糖の症状が出た場合は、速やかにブドウ糖を補給して安静にする必要があります。 その他の注意点として、GLP-1ダイエットには禁忌があり、以下のケースに当てはまる場合は治療を受けることができません。 腹部の手術、腸閉塞の既往歴のある方 18歳未満または70歳以上の方 BMI18.5未満の方 腹部手術、腸閉塞の既往歴がある方 膵臓疾患の既往歴のある方 重度の肝機能障害や腎機能障害の方 胃腸障害のある方 甲状腺疾患がある方 低血糖を起こす恐れがある方 糖尿病の方 摂食障害がある方 妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある方 まとめ GLP-1ダイエットは食欲を抑えて無理なく減量できる一方で、危険性や副作用などの注意点もあります。しかし、事前に正しい情報を把握したうえで、医師の指導のもと用法用量を守って治療を受ければ、リスクを抑えて体重を落とすことが可能です。 BSクリニックでは、無料カウンセリングを承っています。丁寧なカウンセリングによって、患者様の体質や生活習慣に適した効果的な痩身治療をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。 GLP-1ダイエットの詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら
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GLP-1ダイエットは痩せない?本当に痩せる?理由を解説
GLP-1ダイエットは「痩せホルモン」と呼ばれているGLP-1の効果を利用したダイエット法であり、ストレスなく痩せることが可能なダイエット法として最近注目されています。 GLP-1の効果 GLP-1は身体の中にもともと存在しているホルモンであり、このホルモンにより食後の血糖値の上昇が抑制されます。GLP-1受容体作動薬はこの働きを促進するお薬であり、主に3つの効果でダイエット効果を発揮すると言われています。 1. 食後の血糖値の上昇を抑制する 糖の吸収が抑制されるため、食べても太りにくい体質になります。 2. 食事量を減らす 消化管の運動が抑制されるため、腹持ちが良くなり少ない食事量で満足できるようになります。 3. 食欲を抑える 脳の視床下部にある満腹中枢に働きかけ、空腹感を感じなくなります。 上記のGLP-1の効果により、糖の吸収が抑制され体質から太りにくくなり、また摂取カロリー自体が減少するため、ダイエット薬としての効果が期待できます。海外では肥満の治療薬として実績があり、また、日本でも自由診療の美容クリニックなどで処方されることが増え、国内でも実績が蓄積されつつあります。実際の体重減少の効果については個人差がありますが、3~4ヶ月程度で実感できることが多いです。海外の研究では体重減少率が3ヶ月で5.9%、6ヶ月で10.9%というデータが出ています。 ダイエットに効果的なGLP-1ですが、一部で痩せなかったとがっかりする意見があがっています。今回はその原因について検討します。 1. 食べても太らないという勘違い GLP-1ダイエットでは糖の吸収が抑制され太りにくくはなりますが、食べても太らないわけではありません。過度に効果を期待してしまい、食事量が減らなかったり、間食が増えたりすることで、思ったよりもダイエット効果が出ないことがあります。いくらGLP-1を体内に摂取しても、食事量が変化しなければ痩せ効果が出ないことがあります。 2. 運動不足 GLP-1ダイエットでは食事量が減少することで基礎代謝が落ちる可能性があります。全く運動をせずにGLP-1を打ち続けるだけでは効果が出にくい可能性があり、少しでもウォーキング・ジョギング・水泳などの有酸素運動を取り入れた方が効果的です。また、基礎代謝が落ちると、GLP-1ダイエットを終了して食事量が戻った際にリバウンドしてしまう可能性があるので注意が必要です。 3. バランスの悪い食生活 GLP-1ダイエットでは食事量を減少させてダイエットを行いますが、栄養バランスが崩れることがあり、バランスの良い献立を考える必要があります。クリニックによっては食事指導をしっかりと行っている場合もあり、ダイエットと食事のバランスをきちんと考えなければGLP-1の効果が弱まる可能性があります。 4. 用法・容量を守る GLP-1は1日1回の自己注射ですが、必ず時間を守ることが重要です。仕事やプライベートが忙しいと忘れがちですが、GLP-1の注射は簡単で時間がかかりません。非常に細く痛みの少ない針を使用し、1日1回打つだけで外出時のトイレでも注射が可能ですので、決まった時間の自己注射を忘れないようにしましょう。GLP-1は効果や副作用を確認しながら量の調整が必要です。体質や健康状態にあった量で医師に相談の上、調整するようにしましょう。用法容量を守らず使用するのは低血糖などの副作用のリスクとなったり、薬の効果が出なかったりする可能性があります。 5. 過度な飲酒 GLP-1の副作用として急性膵炎が報告されています。過度の飲酒は膵臓に負担をかけるため注意が必要です。また、お酒はカロリーが高く、せっかくのダイエット効果が薄れる可能性がありますので、カロリーの少ないお酒を適度に楽しむようにしましょう。 GLP-1はダイエット効果の高いお薬ではありますが、間違った知識で使用したり、用法容量を守らなかったりすることで、効果が発揮されなかったり、副作用が出現したりする可能性があります。必ず用法容量を守り、医師と相談の上、GLP-1ダイエットに取り組むようにしましょう。 サクセンダの詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら