ふくらはぎ痩せ

なぜふくらはぎ痩せに
悩む人は多いのか？

ふくらはぎが太くなってしまう理由を解説します。

• 理由その1

  むくみやすく
  リンパの流れが悪化しやすい

  　ふくらはぎを含む下半身は、
  特に重力によって水分が滞りやすく、
  むくみやすい部位です。
  このむくみが持続すると、リンパの流れが滞り、
  脂肪細胞が肥大化しやすくなります。
  肥大化した脂肪細胞は、
  周囲の血管やリンパ管を圧迫し、
  代謝が低下し、
  さらに脂肪が蓄積され、
  肥大化の悪循環が生じます。

  • リンパの流れが悪くなる

    

    リンパ管の流れが滞ると、
    静脈から排出されたリンパ液を
    リンパ管が吸収できず
    周囲にリンパ液が漏れ出し
    脂肪細胞の栄養となる

  • 脂肪細胞が肥大化

    

    リンパ液を栄養分として
    脂肪細胞が肥大化

  • 代謝が悪くなる

    

    脂肪細胞のまわりの血管や
    リンパ管が押しつぶされ、
    流れが悪くなり代謝が悪化

  • 脂肪が蓄積される

    

    脂肪分解に必要な酸素や
    酵素が不足し、脂肪が
    減らずにさらに蓄積する

  ふくらはぎの脂肪が
  ボコボコしている場合、
  脂肪がセルライトに変わった
  可能性が高いといえます。
  一度セルライトになってしまうと
  自力で無くすことは難しくなります。

  セルライトができるメカニズム

  正常な皮下組織

  セルライト状態の皮下組織

  通常は脂肪同士の間や繊維組織にも余裕がある状態

  

  通常は脂肪同士の間や繊維組織にも余裕がある状態

  肥大化した脂肪で周辺組織が圧迫され代謝が悪化、老廃物が蓄積し張りつめた皮膚はデコボコに

  セルライト状態の皮下組織

  どんどん太る悪循環が一度はじまると
  脂肪は繊維化し、
  やがてセルライトに

• 理由その2

  “運動のみ”で
  ふくらはぎだけを集中的に
  痩せることはできない

  体内の脂肪はエネルギーの蓄えとして存在し、
  運動や食事によって全体的に消費されます。
  特定の部位に脂肪を燃焼させるためには、
  その部位でエネルギーの消費を増やす
  必要がありますが、
  体内の脂肪は全体的に
  蓄積・消費されるため、
  特定の部位だけをピンポイントで痩せさせることは
  難しいとされています。

  • 

    運動などで
    活動エネルギーが
    必要な状態になる

  • 

    脳が脂肪分解の
    指令を出す

  • 

    体全体に蓄えられている
    体脂肪が
    分解され、
    エネルギー源となる
    脂肪酸ができる

  • 

    脂肪酸がエネルギーを
    必要としている
    筋肉に運ばれる

  動かしている部位の脂肪だけが
  消費されるわけではないため、
  運動で､
  ふくらはぎだけ痩せることは､
  理論上できません。