医学博士監修ダイエットお役立ちコラム
肥満外来一覧
-
- 体質改善
- 肥満外来
リバウンドしないダイエットはある?原因やリバウンドする仕組みを解説
ダイエットで失敗したと感じる多くの方が理由にあげているのが、痩せた直後のリバウンドです。 リバウンドとは、ダイエットをやめた後に体重が戻る、あるいは痩せる前の体重より太る現象を指します。 ダイエットの大敵であるリバウンドですが、何度も繰り返すと筋肉が減少して脂肪が蓄積しやすくなり、太りやすい体質へと変化してしまいます。ダイエットを成功させる秘訣は、リバウンドしにくい身体づくりを目指すことです。 このコラムでは、リバウンドの原因や仕組み、リバウンドしにくいダイエット方法について解説します。 リバウンドする原因 リバウンドが起こる一般的な原因は以下の4つです。 極端な食事制限 運動不足 睡眠不足 ストレス せっかく痩せてもリバウンドしてしまうとダイエットの努力が水の泡となります。リバウンドが起こる根本的な原因を理解し、予防することが大切です。 ● 極端な食事制限 極端な食事制限を行うとリバウンドしやすくなります。なぜなら、体内の状態を一定に維持しようとするホメオスタシスという機能が影響するためです。 食事制限によって身体が栄養不足に陥ると、体内の栄養を維持するために、その後摂取する栄養は体内に溜め込まれやすくなります。もとの食事量に戻したときに栄養が脂肪として蓄積されやすくなり、結果としてリバウンドにつながります。 ● 運動不足 運動不足による筋肉の減少は基礎代謝の低下を招き、太りやすい体質へと変化します。 リバウンドを防ぐためには、適度な運動で筋肉を増やして基礎代謝を上げ、リバウンドしにくい身体づくりを目指しましょう。 ● 睡眠不足 十分な睡眠が得られないと食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が増加し、食べ過ぎを引き起こす原因になります。 また、集中力を高める効果のあるカフェインは、不眠の原因となる可能性があるため、夕方以降の摂取にはご注意ください。 ● ストレス ストレスでつい食べ過ぎてしまうのはホルモンバランスの乱れが原因です。 人間はストレスを感じるとコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌され、食欲の制御効果があるセロトニンを抑制します。その結果、食欲増進が促され、食生活が乱れるようになります。リバウンドを予防するには、ストレスを溜め込まないように心がけることが重要です。 リバウンドの仕組み リバウンドが起こる仕組みには、リポスターシスが関係しています。リポスターシスとは、体重を一定に維持する仕組みのことです。無理なダイエットをすると急激な体重減少に伴って、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌も減少します。 レプチンの減少は、食欲の増加やエネルギー消費量の減少にも影響し、結果としてリバウンドにつながります。減量後の体重を脳が新たに認識するまでには約1ヶ月かかるため、ダイエット後の1ヶ月間はリバウンドに注意してください。 リバウンドしにくいダイエット方法 リバウンドしにくいダイエット方法は、以下の3点があげられます。 無理なダイエットをしない 運動を習慣化する 医療ダイエットを取り入れる ダイエットを成功させるためには、無理のない計画とライフスタイルの改善が必要です。健康的なダイエットを実践し、リバウンドしにくい身体づくりを目指しましょう。 無理なダイエットをしない 無理なダイエットは継続が難しく、身体への負担も大きくなります。特に極端な食事制限はリバウンドのリスクを高めるだけでなく、低栄養や栄養の偏りにより体調不良を引き起こす場合もあります。健康的なダイエットを実践するにはバランスの良い食事を心がけることが大切です。規則正しい生活を基本として、継続できる食習慣を築きましょう。 運動を習慣化する 運動の習慣化はリバウンドしにくい身体づくりにつながります。効果的な運動方法は、有酸素運動と筋トレを組み合わせることです。有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどが該当し、体脂肪が燃焼されやすくなります。筋トレは、筋肉の増加により基礎代謝を高められます。この2つを組み合わせることで、脂肪燃焼効率を上げる効果が期待できます。しかし、急激な運動スケジュールは負荷が大きいため、自分に合った方法を計画しましょう。 医療ダイエットを取り入れる 痩身治療を専門とした医療機関に相談し、医療ダイエットを導入することも効果的です。 BSクリニックは医療痩身に特化した医師が在籍しており、運動・食事制限のない施術プログラムをご提供しています。厳選した医療機器やダイエット薬をはじめ、ダイエット注射、栄養アドバイザーによる食事指導などを通して、ダイエットを全面的にサポートします。医療ダイエットであれば、つらい我慢や努力いらずで理想の体型を目指すことが可能です。 リバウンドしにくい身体作り リバウンドをしにくい身体作りをするためには、極端な食事制限を避け、食事の栄養バランスに気を配ることが大切です。ビタミンやミネラルには糖質、脂質、タンパク質の分解や合成を助ける働きがあり、タンパク質には筋肉を構成する働きがあります。これらはすべて食事に組み込みたい必須栄養素です。 一方で、炭水化物や脂質は身体のエネルギー源となる大切な栄養素ではありますが、過剰摂取は肥満を招く可能性があるので注意が必要です。 1ヶ月で何キロ痩せるのが理想? 食事の管理や適度な運動によるダイエットでは、1ヶ月の減量幅を現在の体重の5%以内に収めるのが理想とされています。それ以上減らそうとすると、極端な食事制限や無理な運動が強いられてしまうためおすすめできません。 一方で医療ダイエットであれば、短期間で大幅な減量が期待できます。通常のダイエットでは身体に負担のかかる減量も、医療と科学の力で無理なく痩せることが可能です。当院では専門の医師が患者様一人ひとりの体質に合わせて効率的なダイエットをご提案します。 まとめ リバウンドしにくい身体を作るためには、正しい知識の習得と適切なダイエットの実践が不可欠です。痩せたい意思があっても正しいアプローチができなければ、ダイエットで失敗する可能性が高まります。 BSクリニックでは、ダイエット効果が実証された医療機器や脂肪溶解注射、ダイエット薬などを組み合わせて、体質に合わせたダイエットプログラムをご提供いたします。「運動や食事制限なしで痩せたい」「リバウンドしにくいダイエット方法を試したい」などのお悩みをお持ちの方は、当院へお気軽にご相談ください。 無料カウンセリングはこちら
-
- 体質改善
- 内服薬
- 肥満外来
お腹の脂肪を落とす漢方は? 脂肪燃焼のメカニズムや効果について解説
お腹の余分な脂肪がなかなか落ちず、ダイエットで苦労している方におすすめしたいのが、お腹の脂肪を落として肥満症を改善する漢方です。 脂肪の蓄積は、便秘気味やむくみやすいなどの体質が関係している場合があります。お腹の脂肪を落とす漢方を服用することで、健康的に体質を改善をしながら痩せやすく太りにくい身体づくりをサポートすることが可能です。 今回のコラムでは、お腹の脂肪に効果的な漢方の紹介をはじめ、漢方による脂肪燃焼のメカニズムや合わないタイプの方について解説します。お腹の余分な脂肪や便秘が気になる方、漢方で痩せやすい体質を手に入れたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 お腹の脂肪を落とす漢方はある? お腹の脂肪を落としたい方におすすめの漢方は「防風通聖散」です。 防風通聖散は、18種類の生薬が配合された漢方で、お腹まわりの脂肪燃焼を促進させ、肥満症の改善などのダイエット効果を発揮します。また、胃腸の熱を取り除く作用があり、食欲抑制効果によって食べ過ぎが原因の肥満を防ぐことが可能です。 さらに、身体の水分循環を良くし、余分な水分や老廃物を体外に排出する作用もあるため、発汗・利尿・便通を改善し、むくみ解消やにきび改善にも効果を発揮します。 防風通聖散は、医療機関で医師の診察のもと処方を受けるほか、市販薬をドラッグストアや通販で購入できます。 漢方による脂肪燃焼のメカニズム 防風通聖散によって、お腹の脂肪燃焼を起こすメカニズムは以下の3点です。 食事で体内に取り込まれた脂質の吸収を抑制 脂肪細胞を活性化し、体脂肪の分解・燃焼を促進 便通促進作用で過剰となった脂質を便とともに排出 防風通聖散は、メインの生薬である麻黄(マオウ)により、脂肪細胞を活性化させ、体脂肪の分解・燃焼を促進します。また、甘草(カンゾウ)、荊芥(ケイガイ)、連翹(レンギョウ)などの生薬が脂肪細胞の活性化状態が持続するように働きかけ、麻黄の働きをサポートします。 さらに、防風通聖散には胃腸の働きを整えて便通を促進する作用があり、便秘の解消に効果的です。便秘が解消されると、食事で取り込んだ脂質を便とともに排出するため、過剰な脂質の蓄積を防いで肥満症の改善につながります。 このように、18種類の生薬によるさまざまな効能を組み合わせて脂肪燃焼を促進し、お腹の脂肪を落とす効果が期待できます。 漢方が合わない方 漢方は配合された生薬によるさまざまな効能がありますが、体質や症状に合ったものでないと、十分に効果を発揮できません。 防風通聖散が合う方・合わない方の特徴は以下のとおりです。 合う方…血行が良い、胃腸が強い、便秘気味、暑がり(実証タイプ) 合わない方…顔色が悪い、胃腸が弱い、下痢をしやすい、寒がり(虚証タイプ) 漢方の服用にあたっては、個人の体質や体力を表す「証(ショウ)」といわれる指標が重要になります。代表的な証は、外見や抵抗力を判断する「実証(ジッショウ)」と「虚証(キョショウ)」の2つです。実証は体力や抵抗力が充実している方、虚証は抵抗力が低下し、疲れやすく弱々しい方を指します。 防風通聖散は実証タイプの方に向いた漢方のため、虚証タイプの方は体質的に効果が現れにくい可能性があります。 漢方だけでは痩せない? 防風通聖散は正しく服用することで、脂肪燃焼の促進やむくみの改善などのダイエット効果が期待できる漢方です。ただし、主な目的は体質改善のため、服用するだけですぐに痩せるわけではありません。 ダイエットを成功させるためには、栄養バランスの取れた食事や適度な運動など生活習慣の改善が重要です。防風通聖散は、ダイエットのサポートとして服用をおすすめします。 また、防風通聖散は2週間〜1ヶ月程度飲み続けるとダイエット効果が現れ始めますが、一人ひとりの症状や体質によって効果を実感するタイミングは異なります。1ヶ月以上服用しても効果を感じられない場合は、担当の医師または薬剤師に相談しましょう。 漢方を飲んではいけない方 漢方は一般的に身体への負担が小さいとされていますが、まれに副作用が起きる可能性があります。 防風通聖散による副作用の症状は以下のとおりです。 食欲不振・嘔吐・便秘・下痢 動悸・不眠・発汗過多 皮膚のかゆみ・発疹 医師の治療を受けている方や高齢者の方、妊婦または妊娠の可能性がある方、今までに薬で発疹・発赤、かゆみを起こしたことがある方などは服用を控えるか、事前に担当の医師や薬剤師に服用時の注意についてご相談ください。 まとめ お腹の脂肪を落とす漢方として、お腹まわりの脂肪燃焼を促進させ、肥満症の改善に有効な防風通聖散をご紹介しました。同じ症状でも個人の体質によって適した漢方が異なるため、自分に向いているか事前によく理解したうえでの服用をおすすめします。 BSクリニックでは、医師の指導のもとで患者様一人ひとりの体質に合わせた痩身治療を行い、理想のボディメイクを実現します。食事制限によるダイエットが続かない、運動して痩せてもすぐリバウンドしてしまうなどのお悩みをお持ちの方は、当院へお気軽にご相談ください。 防風通聖散の詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら
-
- 体質改善
- 医療ダイエット
メディカルダイエットとは? 効果やメリット・デメリットについて解説
痩せるために食事制限や運動によるダイエットに挑戦したものの、思うように成果が出なくて継続できなかった経験はありませんか? 従来のダイエット方法は、効果が出るまで時間がかかり、途中で挫折してしまう方も少なくありません。そんな方におすすめしたいのが「メディカルダイエット」です。 メディカルダイエットは医師のサポートによって無理なく体重を落とせるため、「食事を我慢するのがつらい」「運動が苦手」「部分痩せがしたい」「痩せてもすぐリバウンドしてしまう」などの お悩みをもつ方におすすめのダイエット方法です。 このコラムでは、メディカルダイエットの効果やメリットとデメリット、種類や副作用についてわかりやすく解説します。 メディカルダイエットとは メディカルダイエットとは、医師の指導のもとで行われる医学的・科学的根拠に基づいたダイエット方法です。医療の力でダイエットを成功させることを目的としているため、「医療ダイエット」ともいわれます。 医療機関でしか取り扱いができない医療ダイエットマシンや、医薬品や漢方などのダイエット薬、特定部位の脂肪を落とすダイエット注射などを組み合わせた痩身治療を行い、 効率的に体脂肪を減らして理想のボディラインを実現できます。 メディカルダイエットは従来のダイエットとは異なり、過度な食事制限や運動は必要ありません。そのため、つらいダイエットで挫折した経験がある方に適しています。 また、患者様一人ひとりの体質や目標に合わせた治療が可能なため、ダイエットを継続しやすい点も特徴です。 メディカルダイエットの効果 メディカルダイエットを行うことによって、以下の効果が期待できます。 食欲の抑制 血糖値の上昇を抑える 脂肪細胞の破壊 筋肉量の増強 基礎代謝の向上 美肌効果 メディカルダイエットでは、ダイエット薬によってウエイトコントロールを行うのが一般的です。ダイエット薬には食欲を抑える効果や、脂肪吸収を抑制する効果などがあります。 食事量をコントロールして食べ過ぎを防止できるため、無理なく減量をすることが可能です。また、食後の急激な血糖値の上昇を抑える効果もあるため、安定した血糖値を保つことで脂肪を溜め込みにくい身体になります。 医療ダイエットマシンによる施術では、肥満の根本的な原因である脂肪細胞を直接破壊する効果があります。脂肪細胞を破壊して減らすことで、リバウンドのリスクを軽減できます。 さらに、筋肉に刺激を与えるダイエットマシンによって、筋肉量の増加も可能です。筋肉量が増えると基礎代謝が向上するため、太りにくく痩せやすい体質へと改善できます。 加えて、メディカルダイエットは美肌効果も期待できます。施術によって肌の新陳代謝が促進されるため、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンとエラスチンの生成が活性化し、肌質の改善に寄与します。 このように、メディカルダイエットはさまざまな効果によって、健康や美容に配慮しながら効率的に体重を落とすことができるダイエット方法です。 メディカルダイエットのメリット メディカルダイエットのメリットは、以下の5点があげられます。 食事制限やハードな運動が不要 リバウンドしにくい 痩せやすい体質に改善 部分痩せが可能 健康面のリスクが小さい メディカルダイエットの最大のメリットは、つらい食事制限や激しい運動が不要であることです。 普段どおりの生活を送りながら、ストレスなく体重を落とすことができるため、ダイエットを挫折してしまうリスクがぐっと下がります。また、従来のダイエットは一時的に痩せても、リバウンドによって体重がもとに戻ることがあります。 メディカルダイエットは脂肪細胞を破壊することができるため、ダイエット後もリバウンドが起こりにくく、体型の維持がしやすくなります。 さらにメディカルダイエットは、気になる部位にピンポイントでアプローチができ、通常のダイエットでは難しい二の腕やお腹周り、太ももなどの部分痩せにも効果的です。 その他にも、メディカルダイエットには「ダイエットに伴う健康上のリスクを抑えられる」といったメリットがあります。自己流のダイエットの場合、偏った食生活や誤った方法によって健康を害してしまうケースも珍しくありません。メディカルダイエットでは、医師による専門的な指導を受けることができるため、体質に合わせた無理のない治療で健康的にダイエットを継続することができます。 メディカルダイエットのデメリット メディカルダイエットは多くのメリットがある反面、デメリットについても事前に理解をすることが重要です。 メディカルダイエットのデメリットは、以下の2点です。 副作用のリスクがある 施術によってはダウンタイムが生じる メディカルダイエットのデメリットには、ダイエット薬による副作用のリスクがあります。 主な症状としては下痢、便秘、低血糖、吐き気、口の渇き、食欲不振などです。ただし、副作用の症状には個人差があり、治療の継続に伴って軽減していく傾向があります。また、医療ダイエットマシンによる施術を受けた場合、施術部位の赤みや内出血などのダウンタイムが発生する場合があります。 メディカルダイエットの副作用やダウンタイムについて不安がある場合は、カウンセリングの際に担当の医師へ相談してください。 メディカルダイエットの種類 メディカルダイエットで行われる痩身治療には、「医療ダイエットマシン」「ダイエット注射・点滴」「ダイエット薬」の3種類があります。患者様の体質やお悩みに合わせて、これらの治療方法を適切に選択または組み合わせて提供しています。 医療ダイエットマシン 脂肪冷却 医療ハイフ(HIFU) ラジオ波 医療電磁場EMS ●脂肪冷却 脂肪冷却は、肥満の根本的な原因となる脂肪細胞を凍らせて、代謝によって体外へ排出させる医療ダイエットマシンです。脂肪細胞そのものを減少させるため、リバウンドしにくい体質に改善できます。 ●医療ハイフ(HIFU) 医療ハイフは、超音波の熱エネルギーによって気になる部位の脂肪を溶解し、同時に肌のたるみやしわを改善できる医療ダイエットマシンです。コラーゲンやエラスチンの生成を促進する作用もあるため、美肌効果も期待できます。 ●ラジオ波 ラジオ波は、高周波エネルギーによって体内で摩擦熱を発生させ、血行の改善と老廃物の排出を促進します。体内の代謝機能が向上することにより、むくみの改善や肌のリフトアップ、セルライトの減少などに効果を発揮します。 ●医療電磁場EMS 医療電磁場EMSは、電磁波のエネルギーで筋肉を収縮させて、運動と同様の効果をもたらす医療ダイエットマシンです。家庭・エステ用のEMSと比較して深層部の筋肉までエネルギーを届けられるため、筋力増強や脂肪燃焼効果に期待できます。 ダイエット注射・点滴 脂肪溶解注射 ダイエット点滴 ●脂肪溶解注射 脂肪溶解効果のあるデオキシコール酸を注入し、皮下脂肪を溶かして体外に排出するダイエット注射です。施術後の腫れやダウンタイムが少ないことが特徴で、顔やお腹、二の腕や太ももなどの部分痩せに効果があります。 ●ダイエット点滴 ダイエット点滴は、脂肪燃焼を促すL-カルニチンやビタミン不足を補う成分を含み、代謝の活性化によってダイエット効果をもたらします。さらに美肌効果、疲労回復、冷え性改善などの効果も期待できます。 ダイエット薬 GLP-1ダイエット(リベルサス・サクセンダ) メトホルミン SGLT2阻害薬カナグル サノレックス ゼニカル エパデール リピトール アカルボース 防風通聖散 防己黄耆湯 BBXプラス ●食欲を抑える薬 ダイエットの成功には食事量のコントロールが不可欠です。GLP-1受容体作動薬のリベルサスやサクセンダ、厚生労働省が肥満治療薬として承認したサノレックスは、服用すると食欲を抑制する作用があるため、無理なく食事量を減らせます。 また、ダイエットサプリメントのBBXプラスは、ストレスホルモンといわれるコルチゾールを調整する作用によって、ストレスによる過食を防ぎます。 ●血糖値の上昇を抑える薬 アカルボースやメトホルミンは、食後の急激な血糖値の上昇を抑制する効果があります。血糖値の上昇が緩やかになると糖質が脂肪として蓄積しにくくなるため、ダイエット効果が期待できます。 ●糖や脂肪の吸収を防ぐ薬 SGLT2阻害薬カナグルやゼニカルは、体内の余分な糖や脂肪を尿や便とともに排出する作用があるため、脂肪がつきにくい体質に改善できます。また、エパデールやリピトールは、皮下脂肪の原因となる血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす効果があります。 ●体内環境を整える薬 生薬を配合した漢方薬には、体内環境を緩やかに整える効果があります。これにより脂肪の燃焼促進や代謝機能の改善など、さまざまなダイエット効果へとつながります。18種類の生薬が配合された防風通聖散は、お腹周りの脂肪を分解・燃焼を促進し、体内の水分バランスを整える作用がある防已黄耆湯は、水太りやむくみの改善に効果的です。 メディカルダイエットの副作用 メディカルダイエットでは、ダイエット薬の服用やダイエット注射によって副作用が現れる可能性があります。メディカルダイエットによる主な副作用は以下のとおりです。 下痢 便秘 吐き気 食欲不振 低血糖 痛みや内出血 ダイエット薬は消化器官に働きかけて作用するため、副作用として胃腸障害が生じる可能性があります。主な症状には下痢や便秘、吐き気、食欲不振などがあり、通常は服用の初期段階で現れて、継続することで徐々に改善されていく傾向がみられます。また、血糖値を抑制するダイエット薬は、血糖値の下がり過ぎによる低血糖のリスクがあるため、過度な糖質制限や無酸素運動との併用は避けてください。 その他、ダイエット注射による施術は、注射部位に痛みや内出血、しこりが生じる場合があります。 ただし、副作用のリスクには個人差があるため、すべての方にこれらの症状が現れるわけではありません。 メディカルダイエットの注意点 メディカルダイエットで事前に注意すべき点として、以下の4点があります。 個人輸入は利用しない 医師の指導に従って用法・用量を守る 保険適用ではない 副作用が出た場合はクリニックに相談 メディカルダイエットにおける注意点の1つとして、薬の個人輸入による危険性があげられます。偽造品や粗悪品の入手によって健康上のリスクを伴うことがあります。メディカルダイエットの痩身治療は、必ず医師の指導のもと用法・用量を守って行うことが重要です。誤った使用は副作用のリスクを高めるだけでなく、期待される痩身効果を得られない可能性もあります。 また、メディカルダイエットは原則として保険適用外となるため、治療にかかる費用については事前に確認しておくことが重要です。 万が一副作用が現れたり、治療が身体に合わないと感じた場合は、速やかに医師に相談してください。軽微な症状であっても早めに相談して医師の指示に従うことで、健康面でのリスクを軽減することができます。 まとめ メディカルダイエットは、医学的な知見に基づいて実施される痩身治療であり、つらい食事制限や運動も不要なため、ダイエットを挫折した経験がある方におすすめのダイエット方法です。反面、副作用やダウンタイムなどのデメリットや注意点もあるため、不安な点は事前に医療機関へ相談することをおすすめします。 BSクリニックでは無料カウンセリングを承っています。患者様のご希望をヒアリングし、適切なダイエットプログラムをご提案いたしますので、ぜひお気軽にお越しください。 無料カウンセリングはこちら
-
- 体質改善
- 内服薬
- 肥満外来
防風通聖散の効果や副作用とは? どれくらいで効果が出るのか専門医師が解説
防風通聖散は肥満症を改善する漢方薬です。発汗・便通・清熱・利尿を促す作用により、脂肪燃焼・分解、便秘解消、肩こり・のぼせ解消、副鼻腔炎改善、湿疹・皮膚炎改善などの効果を発揮します。18種の生薬の効能を組み合わせることで、多種多様な効果を生む防風通聖散ですが、「痩せる漢方薬」としてとりわけダイエット効果に注目されています。 このコラムでは、防風通聖散のダイエット効果や痩せる仕組み、副作用などを解説します。 防風通聖散のダイエット効果 防風通聖散を服用すると、以下のダイエット効果が期待できます。 脂肪分解・燃焼 便秘解消 むくみ解消 防風通聖散のメインの生薬は麻黄(マオウ)と防風(ボウフウ)です。 麻黄は、交感神経を刺激して脂肪細胞を活性化させて、脂肪の分解・燃焼を促進します。さらに甘草(カンゾウ)、荊芥(ケイガイ)、連翹(レンギョウ)などの生薬が脂肪細胞の活性化状態が持続するように働きかけ、麻黄の脂肪分解・脂肪燃焼効果をサポートします。 防風には発汗作用や血行促進作用、解熱作用があります。発汗や血行促進で余分な水分や老廃物を排出し、むくみを解消して身体を引き締めます。解熱作用で体内の熱が下がると食欲を抑えられるため、食べ過ぎてしまう方に有効です。 また、防風通聖散は胃腸の調子を整えて消化を促進する効能もあるため、便秘の解消も期待できます。便秘が続いていると、腸内に留まっている便から水分や糖質、脂質が再吸収され、不要なエネルギーが皮下脂肪に蓄えられてしまいます。そのため、防風通聖散を服用して便秘を解消することで皮下脂肪の増加を抑えることができます。さらに、防風通聖散は食事で取り込んだ脂質を便とともに排出する効果も確認されています。 このように、防風通聖散は18種の生薬によるさまざまな効能を組み合わせて肥満を改善します。 防風通聖散はどれくらいで効果が出る? 防風通聖散は2週間~1ヶ月程度飲み続けるとダイエット効果が現れ始めます。症状や体質により、効果を実感する時期は一人ひとり異なりますが、1ヶ月以上服用してもダイエット効果を感じられない場合は、体質に合っていない可能性が考えられます。担当の医師または薬剤師に相談しましょう。 ただ飲み続けるだけじゃダメ?より効果を出す方法 防風通聖散は脂肪分解・燃焼、便秘解消、むくみ解消の3つのダイエット効果で肥満解消をサポートしてくれる漢方薬ですが、炭水化物の制限や軽い運動を取り入れると、より効果を発揮します。さらにダイエット効果を実感したい方は、ご自身の体調と相談しながら、食生活の見直しや運動を取り入れてみてください。 防風通聖散の副作用 漢方薬は一般的に副作用が少ないとされていますが、患者様の体質や他の医薬品との飲み合わせにより副作用が現れる可能性があります。 防風通聖散による副作用の主な症状は以下のとおりです。 胃の不快感・食欲不振・吐き気・腹痛・下痢 動悸・不眠・発汗過多 発疹・発赤・かゆみ 防風通聖散には大黄(ダイオウ)や芒硝(ボウショウ)という便秘を改善する効能をもつ生薬が含まれているため、下剤との併用は避けてください。また、防風通聖散に含まれる麻黄には交感神経を刺激する作用があるため、エフェドリンやテオフィリンなどの交感神経刺激作用のある薬との併用は注意が必要です。さらに防風通聖散は、甘草が含まれる漢方薬や医薬品、食品と併用すると、むくみや血圧上昇などを起こす偽アルドステロン症になる可能性があります。その他、間質性肺炎や肝障害、ミオパチー、腸間膜静脈硬化症の発症も報告されています。 ご自身の体質が原因で副作用が現れてしまう場合もありますが、防風通聖散と相性の悪い漢方薬や医薬品との併用を避けることで、望まない変化を回避することが可能です。 防風通聖散やその他の漢方薬や医薬品を服用する際は、まず医師や薬剤師に相談しましょう。万が一副作用が現れた場合も担当の医師や薬剤師にご相談ください。 防風通聖散の注意点 防風通聖散は、お腹周りに脂肪がつき肥満で、体力があり食欲旺盛で便秘気味の方に適している漢方薬です。そのため、痩せ気味で体力がなく、食欲不振で胃腸が弱い方が服用すると、下痢や腹痛などの副作用を起こしやすい傾向があります。 また、妊娠中もしくは妊娠している可能性がある方には防風通聖散の服用をおすすめしません。防風通聖散に含まれる大黄、芒硝は排便を促進して便秘を解消する効能がありますが、同時に子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血作用もあるため、流産や早産を引き起こす危険性があります。授乳中の場合も乳児に影響を与える可能性があるため、服用を避けてください。 その他にも、以下の項目に当てはまる方は服用をおすすめしません。 狭心症や心筋梗塞などの循環器系障害、重症高血圧症、排尿障害、甲状腺機能亢進症、高度の腎臓機能障害の診断を受けたことがある方 15歳未満の方 65歳以上の方 まとめ 防風通聖散は肥満解消をサポートする優れた漢方薬ですが、ただ服用しているだけですぐ痩せられる万能薬ではありません。防風通聖散を服用しながら、健康的な食生活や適度な運動を心がけることでダイエット効果を発揮します。 「食事制限によるダイエットが続かない」「運動して痩せてもすぐリバウンドしてしまう」などのお悩みをお持ちの方は、当院へお気軽にご相談ください。 防風通聖散の詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら
-
- 二の腕
- 医療ダイエット
- 太もも
- 脂肪冷却
脂肪冷却は効果ない?副作用や施術方法について解説
脂肪冷却とは 脂肪冷却とは脂肪細胞を凍らせることで脂肪を溶解し、部分痩せさせる画期的なダイエット治療です。脂肪冷却では脂肪と水の氷点の違いを利用して、身体の主成分の水を温存し、脂肪細胞だけを破壊させる温度で、皮膚を吸引しながら冷却します。一度破壊された脂肪細胞は老廃物として体外に排出されます。皮膚やその他の組織は影響を受けない温度で冷やすため、脂肪以外には影響が出ず、運動やダイエットでは落としにくい部位の脂肪もピンポイントで落とすことができます。脂肪細胞を冷却して破壊する脂肪冷却は、医療行為に該当します。そのため、痩身治療としてしっかりとした効果を期待するには、医療機関を受診する必要があります。 脂肪冷却がおすすめの方 部分的に脂肪が気になる方 運動したくない方 脂肪吸引のような外科手術に抵抗がある方 リバウンドを繰り返している方 痩せにくい体質の方 脂肪冷却は過度な運動や食事制限をすることなく目的の部位を痩せさせることができます。 脂肪冷却による部分痩せ 脂肪冷却は目的の部位を痩せさせる部分痩せが可能であり、下記の部位で人気が高まっています。 太もも 下腹部 二の腕 頬・顎(フェイスライン) 脂肪冷却の施術は、ピンポイントで脂肪が気になる部位のサイズダウンが可能です。運動で落とせない部分の脂肪を減らしたり、加齢が原因で崩れたボディラインを調整したりできます。 脂肪冷却の効果はいつから? 脂肪冷却の施術効果は、早ければ1ヶ月で実感することがあります。脂肪冷却によって壊された脂肪細胞は細胞死(アポトーシス)を生じ、老廃物として体外に排出されますが、時間を要することがあります。個人差はありますが効果が出るのに2ヶ月以上かかる場合もあります。 脂肪冷却の副作用 赤み 痛み 内出血 腫れ 一時的に副作用が出現する可能性がありますが、時間の経過とともに改善します。施術後10分程度は、患部に冷たさや引っ張られるような感覚がありますが、数分程度で徐々に気にならなくなることがほとんどです。冷却による赤みは2〜3時間程度で落ち着きます。内出血は1週間もあれば落ち着くことが一般的です。 脂肪冷却のメリット 1. メスや麻酔を使わない 脂肪冷却はメスや麻酔を使用せず非侵襲的で身体への負担が少ないことから、日本だけでなく海外でも人気の施術になっています。 2. リバウンドしにくい部分痩せができる 全身のさまざまな部位に対して、部分痩せの効果が期待できることは説明しましたが、脂肪細胞の数自体を減少させることができるため、リバウンドしにくいという特徴があります。 脂肪冷却のデメリット 1. 施術中に冷たさや引っ張り感がある 脂肪冷却の施術は痛みが少なく、麻酔も必要ありませんが、冷たさや引っ張られる刺激を感じることがあります。特に冷却開始時は冷たさによる痛みを感じることがありますが、すぐに皮膚の感覚はなくなるので痛みは軽減します。肌の刺激になるので肌の状態によっては施術を受けることができない可能性があります。 2. すぐには効果を実感しにくい 凍結した脂肪は時間をかけて老廃物として体外に排出されるため、効果が出るまでに時間がかかります。 脂肪冷却の施術回数 脂肪冷却の施術回数と施術頻度は、部位やマシン、個人個人の希望によっても異なりますが、2か月に1回、合計1〜5回が一般的です。1回の施術で効果を実感する方が多いですが、より効果を発揮させるため、また体型を定着させるために同じ部位を複数回施術することがあります。 脂肪冷却を受けることができない方 ペースメーカーを挿入されている方 極端に脂肪が少ない方 施術部位に皮膚の炎症や異常がある方 施術部位に循環障害や寒冷過敏がある方 また、出血傾向がある方は内出血が生じる可能性が高く注意が必要です。 以上、脂肪冷却について説明しました。脂肪冷却は痛みが少なく安全に施行可能なダイエット医療として人気が高いです。しかし、頻度は低いものの副作用を生じる可能性があり、施術にあたってはしっかりと医師と相談のうえ、行うようにしましょう。 脂肪冷却の詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら
-
- ダイエット注射
- 医療保険
- 肥満外来
医療ダイエットは保険適用外になる?適用条件を解説
医療保険制度について 日本の医療保険制度は、職業や年齢によって種類は異なりますが、全ての国民が「被用者保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」のいずれかに加入しています。これを「国民皆保険制度」といい、国民全員が平等に医療を受けることができるようになっています。国民皆保険制度は、被保険者である国民全員が納める保険料と、国や地方の公費により成り立っています。この制度により病気で医療機関を受診したときに保険証を提示すれば、基本的に3割の負担で医療を受けることが可能です。 医療保険の適用範囲 医療保険制度では、保険適用の病名、検査、治療などが詳細に分類されており、大まかに下記のように分類されます。 保険適応 病気 怪我 歯科診療 薬局の調剤費 訪問診療など 保険適用外 先進医療 歯科材料 正常な妊娠と出産 美容医療 健康診断 予防接種 不妊治療は助成金が支払われていたものの保険適用ではありませんでしたが、2022年4月より保険適用になっています。 美容医療の保険適用 美容医療は病気を対象としておらず、見た目をきれいにして満足度を高めることが目的のため、基本的には自由診療になります。美容外科手術は自由診療になりますが、形成外科領域で生まれつきの奇形・ケガ・悪性腫瘍などによる変型や欠損などに対して手術を行い、機能や外見を改善させることは、病気・怪我を扱う保険適用の治療になります。 医療ダイエットは保険適用? 医療ダイエットは、メディカルダイエット、医療痩身などとも呼ばれ、形成外科、美容外科、美容皮膚科などの医師や看護師によって、注射・医療機器・内服薬などを使った医療行為による痩身治療です。その目的は、肥満という病気を治すことではなく、脂肪を減少させて体型を改善し、見た目をきれいにすることにあります。そのため美容目的の診療であり健康保険の適用にはならず、自由診療になります。自由診療の場合、料金は各施設で自由に決めることができますため、各施設での治療方法、料金、保証制度などをよく比較検討することが大切です。 肥満の治療は保険適用 治療が必要な肥満に対しては保険が適応されることがあります。一般的に肥満症とは、身長と体重から求められるBMIが25㎏/㎡以上ですが、更に肥満の度合いによって細かく分類されます。食事療法、運動療法、行動療法などで痩せることを目指すことが一般的です。BMIが35kg/㎡以上の病的な肥満の場合に保険が適応となり、マジンドール(サノレックス®)が適応になります。食事療法と運動療法を行っても効果が不十分な場合に、食欲抑制薬として1〜3ヵ月間使用されますが、条件を満たさない場合は適応外使用になります。 まとめ 保険適用で利用可能なダイエット治療は、食事療法や運動療法が中心で適用される薬も限られており、継続が難しいことがあります。保険適用になるというダイエットが謳われている場合には、なぜ保険適用になるのか説明を受けるようにしましょう。 無料カウンセリングはこちら
-
- GLP-1
- おすすめ
- ダイエット注射
- 肥満外来
ダイエット注射(GLP-1)は安全?効果・副作用などを解説
ダイエット注射(GLP-1)は、注射を打つだけで体重減少の効果が見込める、自己注射です。無理な食事制限や運動をしなくても痩せられるうえ、太りにくい体質になるため、医療痩身の治療プランとしてダイエット注射(GLP-1)を取り入れているクリニックは数多く存在します。 このコラムでは、ダイエット注射(GLP-1)の安全性や、効果・副作用について解説しています。無理なく痩せる注射が気になる方にご覧いただきたい内容です。 ダイエット注射(GLP-1)の安全性 ダイエット注射(GLP-1)の1つに、GLP-1製剤のサクセンダがあります。サクセンダはアメリカのFDA(米国食品医薬品局)、EMA(ヨーロッパ医薬品許可当局)、MFDS(韓国食品医薬品安全処)の承認を受けており、アメリカでは抗肥満薬として認められています。 ただし、投与量や体質によっては、ダイエット注射(GLP-1)が適さない場合もあるため、医師の診察を必ず受けてから使用するようにしてください。個人輸入による自己判断での使用は、安全性が保証されていないため推奨できません。 ダイエット注射(GLP-1)の効果 そもそもGLP-1とは、人間の体内にあるホルモンの1つです。ダイエット注射(GLP-1)には、GLP-1と同じ働きをするGLP-1受容体作動薬が含まれており「血糖値の上昇抑制」「食欲抑制」「体重減少」の効果があります。 GLP-1受容体作動薬が膵臓に働きかけることで、インスリンが分泌されて血糖値を下げる仕組みとなっています。血糖値の上昇は肥満を誘発するため、ダイエットにおいて血糖値のコントロールは重要です。 またGLP-1受容体作動薬には、胃の働きをゆるやかにして消化のペースを遅くする作用があるため、満腹感を持続させ、食欲の抑制が可能です。食欲の抑制は体重減少へつながり、ダイエット成功に一歩近づきます。 ダイエット注射(GLP-1)の副作用 注射針を刺す痛みが気になる方もいるかもしれませんが、ダイエット注射(GLP-1)では、髪の毛ほどの細い針を使用します。そのため個人差はありますが、ほとんど痛みを感じません。 また身体がGLP-1受容体作動薬に慣れるまで、便秘、吐き気、胃のむかつき、下痢などの症状が現れる場合もあります。一定期間症状が治まらなかったり、強い症状に悩まされたりした場合は、すぐに医師へご相談ください。 まとめ ダイエット注射(GLP-1)の安全性や、効果や副作用をご紹介しました。アメリカでも肥満治療の1つとして採用されているダイエット注射(GLP-1)は、注射だけで手軽に体重を減少させられます。 運動しても中々痩せられない方や、食事制限ができずに痩せられない方は、BSクリニックの無料カウンセリングへお越しください。 サクセンダの詳細ページはこちら 無料カウンセリングはこちら
-
- 肥満外来
肥満外来とは? 病院でダイエットする方法について解説
痩せたいけどダイエットが続かない、または一時的に痩せてもすぐにリバウンドするなど、ダイエットが思うようにいかず悩んでいる方は数多くいます。 自己流のダイエットで結果が出ない場合におすすめしたいのが、病院やクリニックでダイエットを治療として行う「肥満外来」です。 クリニックでダイエット? と驚かれるかもしれませんが、肥満は糖尿病や高血圧などの原因になるだけでなく、命にかかわる心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなるなど、病気と密接な関係にあります。 今回の記事では、肥満外来の内容と保険適用されるケースについて、わかりやすく解説します。 肥満外来とは 肥満外来とは、医師の指導によりダイエット治療(肥満治療)を行うことです。 一般的な肥満外来では体成分検査や血液検査・遺伝子検査などのメディカルチェックを受け、結果にもとづいて医師がダイエットプログラムを作成してくれます。一人ひとりの体質にあわせて施術やダイエット薬などのプログラムを組んでもらえるため、無理なく理想の身体へと近づくダイエットが可能です。 また、医療機関監修のもとでダイエットを行うため、安全に配慮した環境で治療を受けられます。 肥満外来が保険適用になるケース 肥満によって健康被害が生じる場合には、肥満外来の治療が保険適用の対象となります。以下、保険が適用される主なケースと自由診療になるケースについてご紹介します。 保険適用となるケース BMI※が35以上の高度肥満の方 BMIが25以上かつ、糖尿病、高血圧、脂質異常症と診断された方 肥満にともなう睡眠時無呼吸症候群と診断された方 BMI =体重kg÷(身長m×身長m) 自由診療となるケース BMI35以下の方や、美容目的で医療ダイエットを希望する方は自由診療になります。 医療ダイエットは、これまでダイエットに挫折してきた方におすすめの痩身治療です。医師監修のもとでマシン施術やダイエット薬の処方を受けることができ、安心して美しく痩せることができます。 保険適用の条件や自己負担額など詳細については、あらかじめ利用する医療機関にご確認することをおすすめします。 まとめ 肥満外来とは、医師の指導による肥満治療を行っている外来です。自力のダイエットで結果が出ない場合は、肥満外来のある病院や専門クリニックへのご相談をおすすめします。 BSクリニックでは、一人ひとりの患者様の体質を分析したうえで、医学博士監修のダイエットプログラムをご提供しています。マシン施術や脂肪溶解注射、GLP-1など、豊富な施術で患者様のダイエットを徹底的にサポートします。無料カウンセリングも承っていますので、肥満にお悩みの方はお気軽にご相談ください。 無料カウンセリングはこちら