リバウンドしないダイエットはある?原因やリバウンドする仕組みを解説
- 投稿日:2024年01月22日
- 更新日:2024年09月26日
ダイエットで失敗したと感じる多くの方が理由にあげているのが、痩せた直後のリバウンドです。
リバウンドとは、ダイエットをやめた後に体重が戻る、あるいは痩せる前の体重より太る現象を指します。
ダイエットの大敵であるリバウンドですが、何度も繰り返すと筋肉が減少して脂肪が蓄積しやすくなり、太りやすい体質へと変化してしまいます。ダイエットを成功させる秘訣は、リバウンドしにくい身体づくりを目指すことです。
このコラムでは、リバウンドの原因や仕組み、リバウンドしにくいダイエット方法について解説します。
リバウンドする原因
リバウンドが起こる一般的な原因は以下の4つです。
- 極端な食事制限
- 運動不足
- 睡眠不足
- ストレス
せっかく痩せてもリバウンドしてしまうとダイエットの努力が水の泡となります。リバウンドが起こる根本的な原因を理解し、予防することが大切です。
● 極端な食事制限
極端な食事制限を行うとリバウンドしやすくなります。なぜなら、体内の状態を一定に維持しようとするホメオスタシスという機能が影響するためです。
食事制限によって身体が栄養不足に陥ると、体内の栄養を維持するために、その後摂取する栄養は体内に溜め込まれやすくなります。もとの食事量に戻したときに栄養が脂肪として蓄積されやすくなり、結果としてリバウンドにつながります。
● 運動不足
運動不足による筋肉の減少は基礎代謝の低下を招き、太りやすい体質へと変化します。
リバウンドを防ぐためには、適度な運動で筋肉を増やして基礎代謝を上げ、リバウンドしにくい身体づくりを目指しましょう。
● 睡眠不足
十分な睡眠が得られないと食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が増加し、食べ過ぎを引き起こす原因になります。
また、集中力を高める効果のあるカフェインは、不眠の原因となる可能性があるため、夕方以降の摂取にはご注意ください。
● ストレス
ストレスでつい食べ過ぎてしまうのはホルモンバランスの乱れが原因です。
人間はストレスを感じるとコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌され、食欲の制御効果があるセロトニンを抑制します。その結果、食欲増進が促され、食生活が乱れるようになります。リバウンドを予防するには、ストレスを溜め込まないように心がけることが重要です。
リバウンドの仕組み
リバウンドが起こる仕組みには、リポスターシスが関係しています。リポスターシスとは、体重を一定に維持する仕組みのことです。無理なダイエットをすると急激な体重減少に伴って、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌も減少します。
レプチンの減少は、食欲の増加やエネルギー消費量の減少にも影響し、結果としてリバウンドにつながります。減量後の体重を脳が新たに認識するまでには約1ヶ月かかるため、ダイエット後の1ヶ月間はリバウンドに注意してください。
リバウンドしにくいダイエット方法
リバウンドしにくいダイエット方法は、以下の3点があげられます。
- 無理なダイエットをしない
- 運動を習慣化する
- 医療ダイエットを取り入れる
ダイエットを成功させるためには、無理のない計画とライフスタイルの改善が必要です。健康的なダイエットを実践し、リバウンドしにくい身体づくりを目指しましょう。
無理なダイエットをしない
無理なダイエットは継続が難しく、身体への負担も大きくなります。特に極端な食事制限はリバウンドのリスクを高めるだけでなく、低栄養や栄養の偏りにより体調不良を引き起こす場合もあります。健康的なダイエットを実践するにはバランスの良い食事を心がけることが大切です。規則正しい生活を基本として、継続できる食習慣を築きましょう。
運動を習慣化する
運動の習慣化はリバウンドしにくい身体づくりにつながります。効果的な運動方法は、有酸素運動と筋トレを組み合わせることです。有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどが該当し、体脂肪が燃焼されやすくなります。筋トレは、筋肉の増加により基礎代謝を高められます。この2つを組み合わせることで、脂肪燃焼効率を上げる効果が期待できます。しかし、急激な運動スケジュールは負荷が大きいため、自分に合った方法を計画しましょう。
医療ダイエットを取り入れる
痩身治療を専門とした医療機関に相談し、医療ダイエットを導入することも効果的です。 BSクリニックは医療痩身に特化した医師が在籍しており、運動・食事制限のない施術プログラムをご提供しています。厳選した医療機器やダイエット薬をはじめ、ダイエット注射、栄養アドバイザーによる食事指導などを通して、ダイエットを全面的にサポートします。医療ダイエットであれば、つらい我慢や努力いらずで理想の体型を目指すことが可能です。
リバウンドしにくい身体作り
リバウンドをしにくい身体作りをするためには、極端な食事制限を避け、食事の栄養バランスに気を配ることが大切です。ビタミンやミネラルには糖質、脂質、タンパク質の分解や合成を助ける働きがあり、タンパク質には筋肉を構成する働きがあります。これらはすべて食事に組み込みたい必須栄養素です。
一方で、炭水化物や脂質は身体のエネルギー源となる大切な栄養素ではありますが、過剰摂取は肥満を招く可能性があるので注意が必要です。
1ヶ月で何キロ痩せるのが理想?
食事の管理や適度な運動によるダイエットでは、1ヶ月の減量幅を現在の体重の5%以内に収めるのが理想とされています。それ以上減らそうとすると、極端な食事制限や無理な運動が強いられてしまうためおすすめできません。
一方で医療ダイエットであれば、短期間で大幅な減量が期待できます。通常のダイエットでは身体に負担のかかる減量も、医療と科学の力で無理なく痩せることが可能です。当院では専門の医師が患者様一人ひとりの体質に合わせて効率的なダイエットをご提案します。
まとめ
リバウンドしにくい身体を作るためには、正しい知識の習得と適切なダイエットの実践が不可欠です。痩せたい意思があっても正しいアプローチができなければ、ダイエットで失敗する可能性が高まります。
BSクリニックでは、ダイエット効果が実証された医療機器や脂肪溶解注射、ダイエット薬などを組み合わせて、体質に合わせたダイエットプログラムをご提供いたします。「運動や食事制限なしで痩せたい」「リバウンドしにくいダイエット方法を試したい」などのお悩みをお持ちの方は、当院へお気軽にご相談ください。
監修医師
BSクリニック 顧問医師医学博士
舟越 勇介
学歴・経歴
九州大学医学部を卒業後、数々の有名病院で勤務。癌治療や分子生物学の研究で学位を取得した後、美容クリニックの勤務を経て2023年にBSクリニック顧問医師に就任。 医療に対する学術論文を複数発表し、国内外の有名な機関紙にも掲載され評価を得る。
資格・所属学会一覧
- 日本美容医療学会 正会員
- 日本肥満学会 正会員
- 日本美容外科学会 正会員
- 日本癌学会 正会員
- 日本脳腫瘍学会 正会員
- 日本脳卒中学会 正会員・専門医
- 日本脳神経血管内治療学会 正会員・専門医
- 日本脳卒中の外科学会 正会員・技術認定医
- 日本神経内視鏡学会 正会員・技術認定医
- 日本脊髄外科学会 正会員
- 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科専門医
- 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
- 厚生労働省認定 臨床研修指導医
- ボトックスビスタ® 認定資格医
- ジュビダームビスタ® 認定資格医
- ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
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